『奇跡のコース』と心理療法
心理的な支えを必要とする苦しみがあります。そして、別の次元に属する問いもあります。その2つを見分けられるようになることも、道の一部です。
『奇跡のコース』は補足のひとつを心理療法にあて、とても独特な視点から見ています。いちばん深い変化は、自分の物語について考えていることを変えたときだけでなく、その物語を解釈している自分というアイデンティティそのものを問いはじめたときに起きる、という視点です。
心理療法は、苦しみ、経験、人間関係、行動、感情、個人の歴史など、心の生活のさまざまな側面に取り組むことができます。『奇跡のコース』は、それとは次元の異なる問いを投げかけます。これらすべてを生きていると信じているのは、いったい誰なのか?
これは、コースを心理療法と対立させるものではありませんし、心理士、心理療法家、精神科医、そのほかの医療専門職の仕事に取って代わろうとするものでもありません。それらは異なる次元にあり、状況によっては共存できるものです。
私が『奇跡のコース』をもとに行っている取り組みの焦点は、心の状態を診断したり治療したりすることではありません。私たちが経験をつくりあげている解釈、判断、恐れ、信念を観察すること、そして別の見方を選ぶ可能性にあります。
ここでコースは、根本的な問いを投げかけます。問題は、起きたことだけでなく、心がそれをどう見ることを選んでいるかにもあるとしたら? その知覚の転換こそが、『奇跡のコース』に固有の領域です。

- 自分がどこにいるかを知る
この取り組みは、すでにある程度の道のりを歩んできたことを前提としています。
- 抵抗しているものに名前をつける
ずいぶん良くなったのに、決して解決しなかったもの。
- 問いを変える
「なぜこれが自分に起きたのか」から「これで自分は何を守っているのか」へ。
- ゆっくり進む
一番に着いても賞品はありません。『奇跡のコース』は、無限の忍耐だけが即座の結果をもたらすと言っています。
このページの内容とここで紹介している取り組みは、教育、人間的成長、スピリチュアルな実践の分野に属するものです。心理療法や、心理的・精神医学的な評価や治療にあたるものではなく、必要な場合に資格をもつ医療専門職から受ける支援に代わるものでもありません。
『奇跡のコース』
テーマ
実践的なスピリチュアリティ
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